三人の関係(骸ツナ凪)

「ねぇ綱吉」

「なに？」

「怒られないの？こんなことして」

「う～ん……多分」

「微妙」

「怒られるよりも先に死んでそうだなぁ…」

「マイナス思考…それは癖？」

「そうかも」

「だいじょぶ、だよ綱吉」

「うん？」

「私が守るよ」



「うん、ありがとう、凪」





「──────見付けましたよ、二人とも」

「うわっ！」

「──チッ」

「舌打ち！？今舌打ちをしましたねクローム！あぁあの頃の純粋で(愚鈍で)無垢で(無知で)疑いをしらない(愚かな)君は何処に！」

「暗黒思考駄々漏れだよ骸」

「(脳天パイナッポー変人変態サドところによりマゾ)骸様……どうしてここが？」

「いや、凪もね、隠して！悪意隠して！」

「クフフ。わからいでか！愛ですよ、愛。それ以外の何だと？」

「(しつこいうざい)執念、とか？でも綱吉には迷惑だよ」

「とか？なぁんてかわいこぶったって駄目ですよクローム。綱吉君の愛は僕のものです」

「や、や、ちょっとわけわかんないから」

「私と綱吉。結ばれてるの離れないの。だから一緒にいた。これは運命でしょ？」

「運命なぞ！そんなものは壊すために存在するのです。あまたの人工物とて同様。壊すために作り、殺すために生かすのです」

「あなた一人がその輪から外れているとでも？」

「クフフフフ。少しは頭も回るようですねクローム。安心しましたよ、一時とはいえ寝床にしていた僕の面目も保てる」

「あなたの面目のために私が存在するわけじゃない」

「ほーぅ……君も言うようになりましたね……良いでしょう。決着、つけますか？」

「わかった。私が負けたらおとなしく捕まる」

「ちょっと！俺を会話から弾き出さないで！ってゆーか……」



ただのかくれんぼだろ！！！？










ボンゴレ流命がけのかくれんぼ。
三回目で、鬼はむっく。二人一緒に隠れるのは反則なので、見付かったらやばいなぁとツナと凪(クローム)は思っていた。が、凪は態々ツナを探して一緒にいたので、実は特に気にしていない。
戻ったらリボーンに怒られるのでツナはビクビクです(笑)

あ、ちなみに()の中はツナにしか聞こえてないです。超直感！